【開催報告】静岡HRschoolセミナー「人的資本経営とは何か?開示が企業に求められる理由」2026.7.22
人的資本経営の基本を効果的に学べるセミナー。「人的資本経営とは何か?開示が企業に求められる理由」を7/22(水)静岡県SHIPにて開催いたしました。
ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました!当日のセミナーの様子をお届けします。
当日のレポート
今回のテーマは「開示が企業に求められる理由」。
いつも参加いただいているメンバーと久しぶりの方も数名参加されて和やかな雰囲気でスタートしました。
まずは、前回のテーマ「日本企業が直面している人材の課題」の振り返り。新卒の一括採用や会社が人を育てることが前提となっていることなど、ジョブ型に程遠い状態。コストカットしたつもりが最終的にはコスト増加になっているなどの課題も。

そこで、人材の課題を更に深掘りするスライドが追加され、振り返りの延長戦となりました。AIの使い方は事務の効率化だが、企業を発展させる創造の補助として人事でも活用したい!と追加の話に熱が入りました。「日本型雇用」は所属し続けられる形態を作っており、たとえば雇っているからその人の居場所を作るために役割を作るという状態。会社が何とかしてくれるから挑戦する人が出てこないのではないかという負の連鎖が起きているのかもしれません。ではジョブ型がいいのでしょうか・・・
日本においては、雇用保障から成長保障への転換こそが、人を挑戦し続けられる組織モデルを作れるのではないかというところに落ち着いてきました。「今の役割が永遠に続かないという健全な緊張感が必要」なのではないかと。安定を求めて意欲が弱い人に、現状維持ではいられない構造を作ることで、結果が伴わなければ、給与も役割も変わらないとしたら・・・?降格もあり、当たり前はなく、学ばないと居られない、そのような健全な緊張感によって自律を促すことが出来るかもしれません。その仕掛けを作ることができれば!「会社存続に危機感を持っていると挑戦できている」という参加者の声もあり、毎回参加されている方には、かなり腑に落ちた考え方だったようでした。

そして、充実感のあと、残り僅かな時間で本題である「開示が企業に求められる理由」へ。2022年11月に「2023年の3月決算から大手企業約4000社が開示対象」となり、かなりの短期間で開示を行うことになりました。
開示する場合、何を開示できるのでしょうか?
日本が開示を急いだ理由は、企業への投資を増やそうとしたようです。実際には、企業の目標と戦略を記載することを開示としましたが、従業員への約束となり、企業の責任と負担が大きくなったにすぎませんでした。と、シンプルな情報で開示については終了しました。ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました!
解説とディスカッションで考えながら理解を深めていきます。興味をお持ちの方は、是非ご参加ください。
参加いただいた皆さまからのご感想
- ■日本型雇用の特徴、AI活用の自社の課題など、組織にいるだけでなく、個人が自律的にキャリア選択するための方法など、ディスカッションできました。
- ■自分もまだ今の会社に属して歴が浅いですが、どこかで「守ってもらえるだろう」と思っていた部分があったと思います。一定の緊張感をもたせるにはどうしたらよいのかというのは中々難しいところがあるなと感じました。
- ■会社に危機感がある会社とない会社の差が、会社の人的資本経営にも繫がっていることがわかり、面白かった。
- ■経営の器と覚悟が大事なこと。会社~個人、様々な領域・場面で多様性を許容することが必要と思いました。この先は見えなくて且つ、結論も判らない中で、キャリコンとして何ができるか考えたいです。
次回セミナー開催予定
静岡HRschool「人的資本経営セミナー」は、毎月開催しています。単発でのご参加も大丈夫です。お気軽にご参加下さい。
・次回テーマ:「人的資本経営とは何か?5000社のデータから見える人的資本経営」
・日時:2026年 8月 26日 (水曜日)⋅午後6:30~8:00
・会場:静岡市コ・クリエーションスペース(コクリ)
・定員:20名






