【開催報告】静岡HRschoolセミナー「人的資本経営とは何か?健康経営と測定」2026.1.21

人的資本経営の基本を効果的に学べるセミナー。「人的資本経営とは何か?健康経営と測定」を1/21(水)藤枝駅前コワーキングスペース フジキチにて開催いたしました。
ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました!当日のセミナーの様子をお届けします。

当日のレポート

今回のテーマは「健康経営と測定」。
前半は、前回に続き「Valueのあり方・決め方」からディスカッションが始まりました。Valueを明文化していない企業も多い中で、「Valueはボトムアップでつくれるのか?」という問いが投げかけられました。


トップから示すことで全社を巻き込みやすい一方、現場では「MVVは変えてはいけないもの」「下からは触れてはいけないもの」と受け取られている可能性がある、という認識も共有されました。その流れで、「まずは作り方から考えることが重要なのではないか」「Visionは変化しうるが、MissionやValueは変えるものではないのでは」といった意見が出てきました。また、方向性は上で定めつつも、現場が考えられる余白を残し、その余白の意図をきちんと伝えることの大切さについても議論が深まりました。

そして後半は、本題である「健康経営と測定」へ。
健康とウェルビーイングの違いを整理した上で、健康は客観的な数値だけでなく、本人の主観が大きく関わるものであるという認識が共有されました。そこから、「健康上の不調に対して、企業はどこまで寄り添うべきなのか」という問いが投げかけられました。

健康は本来個人のもの。だからこそ、本人が担えるラインと、企業として提供できる支援の範囲を対話によってすり合わせ、合意されたラインを“健康資源”として示すことが重要ではないか、と話が広がっていきました。上司や組織に安心して相談できるかどうかは心理的安全性に左右され、その土台づくりは企業の役割ではないか、という声もありました。

一方で、寄り添いすぎによる周囲の負荷や、本人だけではなく家族・医療者の存在を考えると、「測定」を会社単位で行うことの難しさや、そもそもどこまでを企業に求めるべきなのかという問いも浮かび上がりました。業務のカバー範囲が広がる中で、管理職のしんどさにも話題が及びました。

終盤ではハラスメントについても触れ、「ハラスメントが怖くて叱れない上司が増えている」と言われる昨今の状況を踏まえ、上司・部下双方が同じ情報と前提を共有することが、心理的安全性につながるのではないかという視点や、自己認知の重要性が共有されました。

ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました!

参加いただいた皆さまからのご感想

  • ■自分事として考えられる場面が多くあり、わかりやすかったです。
  • ■事実を把握する、メタ認知することが関係性において大事だと思うし、その為には、対話が重要といつも思います。
  • ■健康は個人単位のものだけど、組織としてどのように関っていくか考えなければいけないけど、難しくて、答えは出ませんでした。

次回セミナー開催予定

静岡HRschool「人的資本経営セミナー」は、毎月開催しています。単発でのご参加も大丈夫です。お気軽にご参加下さい。

・次回テーマ:「人的資本経営とは何か?人事の評価」
・日時:2026年 2月 18日 (水曜日)⋅午後6:30~8:00
・会場:藤枝駅前コワーキングスペース 未来創造ラボ フジキチ
・定員:20名

お申込みはこちらから

https://peatix.com/event/4815471