静岡での転職ステップ
静岡での転職ステップについて考えてみた
最近、合同企業説明会についての相談を受けたり、採用についての相談を受けることが増えてきたので、2022年の今の求職者側の転職ステップについて考えてみました。
一般的な転職までのステップ
①転職を少し考え始める
②スマホで「転職 静岡」といった形で検索、大手情報サイトを上からザーッと見てみる
③自分の興味がある仕事がいくつか見つかるも、個別に問合せするまでの決断はまだできない
※この時点では「へー、こんな会社あるんだ」程度
※検索を繰り返すたびに、転職への気持ちが少しずつ高まっていく
④今の仕事をやめてしまって良いのか(もったいなくないか)、次の仕事の業種、職種が正しい選択なのか、場所や、勤務形態、自分のこれから数年の働き方等の検討が始まる(自己分析)
※検討するのにも「労力」がいる。この労力に見合うだけ「転職したい」という意思がないことがこの時点で判明する場合もある(これもある意味自己分析)
⑤自分の中で「決める」ためにも、決定打となる価値観の優先順位を始める(自己分析)
※文字情報以外での自己分析のためにも合同企業説明会に行くこともある(直感と勢いで決まることもある)
※第三者の意見を聞くこともある(友人、知人、人材紹介会社)
※はじめは、なんとなく始めた転職先探しも「よさそうな企業」がチラホラ出てきたりで、ここまでくると転職の意向がかなり強まってくる
⑥優先順位が決定
⑦⑥に最も該当する条件を選択(転職そのものをしない、業種、職種、勤務形態、企業風土等)
⑧ネット上でいくつか該当する企業が見つかる
※該当企業が合同企業説明会や、会社説明会を行っていたらその1社を目的にイベント参加する
※この辺りから、現勤務先への「辞職」を伝え始める
※「辞職の意向」を伝え、色々話をするうちに「今の会社に残ることのメリット」と再度向き合い、転職活動そのものをやめる場合もある(これもある意味自己分析)
⑨個別に転職希望企業に連絡
⑩個別に企業訪問、面談時に、人事の人の人柄、会社の雰囲気等を確認
⑪⑩の最終時点で「違うな」と思えば辞退
※特に、ネットデータだけで見ていた場合、雰囲気や人柄などで思っていたのと違うとなる場合もある
⑫「ここに入りたい」と思う会社から内定がでて、承諾し、採用、転職完了
一般的な転職ステップを記載してみました。もっと直感的に転職を決める方もいるかとは思いますが、比較的慎重に検討される方が多いのではないでしょうか。大切な決断だからこそ悩み、決めきれず、長期戦になってしまう場合もあります。また、転職そのものが正しいわけではなく「転職をしない」という「決断」もまた自分の価値観です。
ネットが普及し、10年前とは転職のスタイルが全く変わりました。転職に限らず、大きな買い物である「住宅購入」や、決断を要する「結婚」までも、今やアプリなどの情報収集がメインです。しかし、最終決断の時、重要なものであればあるほど、文字や写真では感じ取れない部分で判断するのだと思います。
転職のステップは①から⑫までを綺麗に順に進むのではなく、⑪まで行って⑤に戻ることもあります。