【開催報告】静岡HRschoolセミナー「人的資本経営とは何か?組織を変える”カルチャー”の力」2026.9.16
人的資本経営の基本を効果的に学べるセミナー。「人的資本経営とは何か?組織を変える”カルチャー”の力」を9/16(水)静岡商工会議所静岡事務所会館にて開催いたしました。ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました!当日のセミナーの様子をお届けします。
当日のレポート
今回のテーマは「組織を変える”カルチャー”の力」です。
久しぶりにご参加された方や初めて参加される方も多く、講師から丁寧にセミナーの趣旨や意図が説明され、和やかな雰囲気の中でスタートしました。
まずは、前回のテーマ「5000社のデータから見える人的資本経営」の振り返りから始まりました。日本の無形資産への投資の少なさや、多様性の不足によるイノベーションの起きにくさ、そして「人的資本は企業の所有物ではなく、個人に帰属するものである」という本質的な考え方を再確認しました。
そして本題である「組織を変える”カルチャー”の力」へ入っていきます。
最初のディスカッションでは、「なぜ組織においてカルチャーが大切なのか」を問いかけました。カルチャーとは「この組織ではこうするよね」と自然に共有されている価値観や行動形式のことです。参加者同士の対話では、「カルチャーがあると判断基準ができるため迅速に行動できる」「いちいち社長に確認せずに済み、行動が揃う」「改善や見直しがしやすくなる」といった意見が挙がりました。一方で、規模が小さい企業では無くても何とかなるものの、組織が大きくなるほどカルチャーの有無が動きやすさを左右することや、カルチャーを発信する側と受け取る側(特に若手社員など)での認識の違いといった課題感も共有されました。

講義ではさらに踏み込み、「組織が掲げている価値観と、社員が実際に体験している価値観の一致」や「健全なカルチャーのサイクル」について議論が広がりました。 上手くいかなかった時に行動ややり方を修正する「シングルループ学習」にとどまらず、前提や考え方そのものを問い直せる「ダブルループ学習」ができる組織への変化が必要であることが示されました。また、「健全なカルチャーとは、意見への反対と人への否定を分けられる組織である」という視点や、言葉で何を言っているかよりも「日々の行動や失敗への対応、何に注目してどう振る舞っているか」という姿勢こそがカルチャーを形成していくという気づきに、参加者の皆さまも深く深く頷かれていました。
今回も単なる座学にとどまらず、自社の現状や自身の振る舞いを振り返りながら対話を重ねる、学びと気づきの多い時間となりました。解説とディスカッションで考えながら理解を深めていきます。興味をお持ちの方は、是非ご参加ください。
参加いただいた皆さまからのご感想
- ■ インプットが多くて頭の中が整理できませんでした〜。腑に落ちたところあり、落ちなかったところありでした。対話の時間が足りなかったです。濃い時間でした。
- ■本日の講座を受けてみて、私の会社はそれぞれの部署が独立して動いている部分があり、カルチャーという部分が見えにくいところが正直あります。もう少しこの会社のカルチャーは何かというものを探っていきたいと思います。
- ■ 企業に属する人は、カルチャーを変えるよりカルチャーに従う方がメリットが多い。だからカルチャー変革スキルが伸びないし、変革されない。
- ■ カルチャーがまだ掴めてない。
次回セミナー開催予定
静岡HRschool「人的資本経営セミナー」は、毎月開催しています。単発でのご参加も大丈夫です。お気軽にご参加下さい。
- 次回テーマ:「人的資本経営とは何か?人的資本経営を実践する5つのステップ」
- 日時: 2026年10月28日 (水曜日) 午後 6:30~8:00
- 会場: 静岡市コ・クリエーションスペース(コクリ)
- 定員: 20名