【開催報告】mama-Reliveままりぶ「不登校の子どもと向き合った経験を力に変えるママのコミュニティ」2026.1.17
mama-Reliveままりぶは、「不登校の子どもと向き合う経験を持つ親や、子育てに関わる方々が安心して語り合える『居場所』をつくること」を目的に発足したコミュニティです。第6回目は、参加者4名と主催者を含めた5名での開催となりました。当日の様子をお届けします!
当日のレポート
今回もいつも通り前半はテーマを決めず、最近の出来事や感じたことを自由に共有する時間からスタートしました。
今回は特に、日常の中で感じるストレスや不安、仕事のつらさに対する対策方法の一つとして「AI(ChatGPT)」について話が広がり、どのように活用しているかという話題が中心となり、対話が深まりました。
参加者からは、落ち込んだ時や仕事でつらい時に、AIに気持ちを吐き出したり、壁打ちしながら自己理解を深めたり、アドバイスをもらったりと、さまざまな使い方をしているという声がありました。
「いつでも気軽に相談できる存在があることは心強い」という意見がある一方で、「心地よい言葉を返してくれるからこそ、鵜呑みにしてしまうのも危険」「うまく付き合う力や、自分で考える力が必要になる」という視点も共有されました。

また、AIが発展する前の「自分で考えることが前提だった時代」を生きてきた世代と、便利な環境の中で育つ若者・子どもたちとでは、思考の仕方や価値観、学び方そのものが大きく変わっていくだろうという話題にも広がりました。
小学生の頃からタブレットで学習する環境が当たり前になっていること、宿題や発表資料もタブレットで作る時代になったこと、予定帳に予定を書き込むような習慣が薄れていくことなど、社会全体の変化についても意見が交わされました。
「文字を書く力が減っていくのではないか」という不安に対しては、そもそも「書く必要性」自体が薄れていく時代になる可能性もあるという意見が出ました。時代の流れとともに、過去には当たり前だったものが便利さの中で不要になっていった例(家電製品など)も挙げながら、変化を受け入れつつ、AIをよりよく活かす方法を探していくことの大切さが話し合われました。
また、相談業務や支援の仕事はAIに置き換わるわけではないか?今後不要になっていく可能性があるのでは?という意見もありました。一方で、表情や声色、ふとした間、違和感など、人だからこそ汲み取れる情報を通して理解し合える関係性には、人ならではの価値があるという視点が共有され、対話の場としての「ままりぶ」の意義にもつながる話題となりました。
さらに、職場環境や組織の違いについての話もありました。
転職後、新しい職場では同じ職種であっても会社ごとに価値観や考え方が異なり、社長の感覚や時間の捉え方が自分と違うことがある、という経験談が共有されました。
自分では良かれと思って行ったことでも、職場の文化やルール、考え方の違いによって意図がうまく伝わらない場面があることなど、現場ならではのリアルな話題も語られました。
また、組織によって求められる働き方や期待される役割が異なることにも話が広がり、「自ら考えて動ける人材を求める組織がある一方で、責任感があるが故に具体的な指示がないと動けないと感じる人もいる」といった意見も出ました。
「どのような上司や環境の中で自分が伸びるのか」という問いを通して、さまざまな組織や人がいるからこそ、自分自身の特性や価値観を理解していくことが大切なのではないか、という考えにもつながりました。
こうした話題は職場に限らず、親子関係においても通じる部分があると感じられました。相手の背景や価値観の違いを知り、「同じ出来事でも受け取り方が違う」ことを前提に関わることで、すれ違いが軽減されることや、必要以上に自分を責めずに済む場面もあるのではないか――そのような視点が、ままりぶのテーマである親子の課題にも活かせるヒントとして共有されました。
「親子でできる価値観カードづくり」
後半は、前回から引き続き「親子でできる価値観カードづくり」について話し合いました。
カードの内容や使い方を検討する中で、私自身(主催者)がこのカードを作りたいと思った背景や動機について改めて共有しました。
価値観カード制作の意図と想い
価値観カードについては、改めて制作の意図と想いを共有しました。
このカードは、親子で楽しみながらコミュニケーションをとるためのツールであると同時に、親子の間に「考え方や価値観の違いがあること」を前提に、お互いを理解するための「視点」として活用していくことを目指しています。
子どもの行動を「どんな価値観から生まれたものなのか」という視点で客観的に捉えられるようになることで、言葉でうまく説明できない場面でも理解につながり、対話だけでは難しい部分を支える助けになると考えています。
また、カードを繰り返し使うことで、その時々の価値観の変化から子どもの成長や心の動きを客観的に感じ取れる可能性があり、「親が安心して見守ること」や「信じること」につながることも大切にしたい点としてお伝えしました。
さらに、幼い頃から「人はそれぞれ大切にしているものが違う」ということを親子で学び合いながら、子ども自身が自分を知り(自己理解)、自分を大切にできることへとつなげていきたいという方向性も共有しました。
こうした体験を通して、他者理解の視点も育まれ、集団生活の中での生きやすさにもつながることを目指していきたいと考えていることを共有させていただきました。
カードの使用方法のアイデア
カードの使用方法については、当初想定していた「ゲーム形式」で楽しむ使い方に加えて、もっと気軽に取り入れられるシンプルな活用方法についても話し合いました。
たとえば、カードを選んで「今の気持ち」や「大切にしたい言葉」を目で見える形にすることや、カード自体をアートのように並べて飾り、日常の中でふと立ち止まるきっかけにする、といったアイデアも挙がりました。
話し合いを重ねる中で、「親子で楽しむ」だけでなく、「親自身が自分の気持ちを整えるために使えるのではないか」「言葉にしにくい思いをカードが代わりに表してくれるかもしれない」など、活用の可能性が少しずつ広がっていきました。
対話が深まるにつれて新しい案が次々と生まれ、参加者それぞれの視点が重なり合うことで、価値観カードが持つ可能性がさらに豊かになっていく感覚がありました。今後の展開に向けて、確かな手応えと期待を感じられる時間となりました。
まとめ
今回の第6回は、AIとの付き合い方や時代の変化、仕事と組織の価値観の違いなど、現代ならではのテーマをきっかけに、多角的な視点から対話が深まる回となりました。
また後半の価値観カードづくりでは、親子の理解を支えるツールとしての可能性がさらに具体化し、今後の活動に向けた期待感も高まる時間となりました。
今後もままりぶは、安心して自由に語り合えるサードプレイスとしての在り方を大切にしながら、価値観カードづくりを含めた取り組みを、参加者の声とともに育てていきたいと思います。
ご参加いただいた皆様からのご感想
◾️ A Iが進化して寄り添ってくれるようになったが、A Iに依存しすぎるのは危険だがうまく活用できれば自己理解が深まるし、その姿勢はキャリコンに通じるとも感じた。
◾️ 今日も新たな視点をもらえました。そして今日もいっぱい笑いました。
自分を大切にする大切さも改めて感じました。
◾️ 価値観カードへの入手先生の思いにすごく共感しました。「自分の人生を生きやすくする」いいと思います!!
◾️サードプレイスがあることは改めて大切だと思います。「ままりぶ」のように話せることに特化しているのは珍しい?他に知らないだけかもしれないけれど特別な場所だと思いました。
次回概要
・日時:2026年 2月 21日 (土曜日)⋅午後13:30~15:30
・会場:Any(浜松市中央区千歳町91-1)セミナースペース
・対象者:不登校児童と向き合った経験(悩んだ経験や体験など)・子育て経験があるママ&パパ
・定員:10名
・参加費:無料
<注意事項>
会場の様子を写真撮影し後日SNSに掲載する予定です。顔出しの確認などは当日させていただきます。
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